白檀は親しみやすく、沈香・伽羅は複雑で奥深い

香木そのものの品質だけでなく、配合される香料や製法によって製品の香りは大きく変わります。名称だけで決めず、少量から試すのがおすすめです。

1. 白檀(びゃくだん)

サンダルウッドとも呼ばれ、心材に甘くやわらかな木の香りがあります。穏やかで親しみやすい香りとして、仏事用線香から部屋焚きのお香まで幅広く使われます。

2. 沈香(じんこう)

原木が傷つき、長い年月をかけて樹脂を蓄えることで香りを持つ香木です。甘味・辛味・苦味・酸味などに例えられる複雑な香りがあり、産地や樹脂分で個性が異なります。

3. 伽羅(きゃら)

沈香の中でも、古くから特に品位の高い香りとして珍重されてきた香木です。希少性が高く、伽羅を用いた製品は価格も高くなる傾向があります。

4. 同じ「白檀」「沈香」でも香りは同じではありません

香木の使用量、産地、調合する丁子・桂皮などの香原料、煙の量、線香の太さによって印象は変わります。「白檀だから甘い」「沈香だから強い」と決めつけず、製品ごとに確認してください。

5. 選び方の目安

初めて・毎日使い白檀系や、香りが穏やかな少量入りから。
落ち着いた和の香り沈香を基調とした製品を少量で試す。
贈答・特別な時間沈香・伽羅系の上位品を、相手の好みと用途に合わせる。
参考にした主な情報

天然原料の使用量や配合は製品ごとに異なります。商品表示やメーカー情報をご確認ください。

香りの好みを伺い、白檀・沈香系を比べます

甘め・すっきり・重厚など、好きな香りや苦手な香りをお知らせください。