最初に決めるのは「略式か本式か」
略式数珠は宗派を問わず使いやすい形、本式数珠は宗派ごとの正式な形です。お葬式・法事でまず一本用意する場合は略式、宗派に沿ったお参りを大切にしたい場合は本式を検討します。
1. 略式数珠と本式数珠
種類特徴確認点
略式数珠片手念珠とも呼ばれ、宗派を問わず使いやすい男性用・女性用、珠の大きさ、房の色
本式数珠宗派ごとに珠数・形・房などが異なる宗派名、派、菩提寺の考え
2. 男性用と女性用は主に珠の大きさ・輪の寸法が違う
男性用は大きめの珠、女性用は小さめの珠が使われる傾向があります。手の大きさや持ちやすさもあるため、実際に手に取って確認すると選びやすくなります。
贈り物の場合
性別だけでなく、宗派、本式・略式の希望、好みの素材・色、すでに持っている数珠がないかを確認してください。
3. 素材と房は、見た目だけでなく扱いやすさも比較
木の珠軽く、落ち着いた風合い。黒檀・紫檀・菩提樹などがあります。
天然石水晶・瑪瑙など。重さ・色・石ごとの個体差を確認します。
房色・形・宗派向けの仕様があります。保管時は折れ癖に注意します。
中糸使用と経年で伸び・傷みが出るため、ゆるみを確認します。
4. 宗派が分からない場合
菩提寺・葬儀資料・ご実家の数珠などから確認します。急ぎで宗派が分からない場合は、略式数珠を選ぶ方法があります。本式を希望する場合は、宗派だけでなく派まで確認してください。
5. 数珠の保管と取り扱い
- 使用後は柔らかい布で汗・湿気を取る
- 房を折り曲げず数珠袋へ入れる
- 直射日光・高温多湿を避ける
- 珠の間隔が広がったら中糸を点検する
- 無理に引っ張ったり腕輪代わりに使わない
- 切れた場合は珠をなくさず保管する
参考にした主な情報
宗派・地域・菩提寺によって扱いが異なる場合があります。実際の準備では、ご家庭の事情と菩提寺の考えをご確認ください。
