最初に確認したいのは「宗派」と「菩提寺」です
同じ宗派でも、宗派内の派や寺院、地域、ご家庭の習慣によって飾り方が異なることがあります。このページは一般的な目安としてご覧いただき、最終的には菩提寺の考え方を優先してください。
分かる範囲の情報だけで構いません
- 菩提寺やご実家のお寺の名前
- 葬儀・法要でいただいた書類
- ご本尊や左右の掛軸の写真
- 位牌・過去帳・法名軸の写真
- 現在のお仏壇全体の写真
1. 宗派が分からないときの確認順
ご実家や親族に、宗派名や菩提寺について確認します。
寺院名、葬儀や法要の書類、戒名・法名の記載も手がかりになります。
ご本尊、脇掛け、位牌、過去帳、仏具の形を写真に残します。
断定できない場合は、購入前に菩提寺へ確認すると安心です。
2. 宗派別の一般的な目安
以下は、ご相談時に整理しやすくするための一般的な目安です。実際に用意するご本尊・掛軸・位牌・仏具は、菩提寺のご指示を優先してください。
本願寺派・大谷派など
- ご本尊
- 阿弥陀如来を中心にお祀りします。
- ご先祖の記録
- 法名軸や過去帳を用いる考え方が基本ですが、ご家庭や寺院によって異なります。
- 確認事項
- 派によって掛軸・仏具・飾り方が異なるため、派名まで確認します。
阿弥陀如来を中心に
- ご本尊
- 阿弥陀如来を中心にお祀りします。
- 脇掛け
- 法然上人・善導大師などをお祀りする例があります。
- 確認事項
- 位牌の位置や仏具の並べ方は、仏壇の大きさと菩提寺に合わせます。
派による違いを確認
- ご本尊
- 大日如来を中心にお祀りする例が多くあります。
- 脇掛け
- 弘法大師や不動明王などをお祀りする例があります。
- 確認事項
- 真言宗には複数の派があるため、菩提寺名・派名を確認します。
禅宗のご家庭
- ご本尊
- 釈迦如来を中心にお祀りする例が一般的です。
- 脇掛け
- 祖師や各派に関わる掛軸を用いることがあります。
- 確認事項
- 臨済宗は派による違いがあるため、寺院への確認が特に重要です。
ご本尊の形を確認
- ご本尊
- 大曼荼羅や三宝尊などをお祀りする例があります。
- 脇掛け
- 日蓮聖人などをお祀りする場合があります。
- 確認事項
- 寺院・ご家庭によって形が異なるため、写真と菩提寺の確認が安心です。
菩提寺の指示を優先
- ご本尊
- 寺院やご家庭のご縁によって異なる場合があります。
- 仏具
- 掛軸・仏具の組み合わせも一律ではありません。
- 確認事項
- お寺の名前と現在の仏壇写真を準備して相談します。
3. 宗派で違いが出やすいところ
宗派や派によって、ご本尊と左右にお祀りする掛軸・仏像が変わります。
ご先祖の記録方法や、お祀りする位置の考え方が異なる場合があります。
使用する仏具の形、色、数、並べ方に違いが出ることがあります。
本数、折る・寝かせる・立てるなど、作法が異なることがあります。
水・お茶・仏飯など、日々のお供えの考え方に違いがあります。
回数や鳴らす場面は、宗派や寺院、ご家庭の習慣により異なります。
4. 日々のお参りは「安全に、無理なく」
細かな作法は宗派によって異なりますが、まずはお仏壇を整え、感謝やご報告の気持ちで手を合わせることが基本です。
ほこりや灰を整え、お花・お供えの状態を確認します。
ご家庭と宗派の習慣に合わせて、お花・仏飯などをお供えします。
火を使う場合は周囲を片付け、離れる前に必ず消火します。
手を合わせ、日々の感謝や故人への思いをお伝えします。
LEDローソクや電子線香など、火を使わない仏具もあります。ご高齢の方や小さなお子様・ペットのいるご家庭では、安全性を優先してお選びください。
5. 店頭での相談にあると良いもの
6. よくある質問
宗派がまったく分かりません。
ご親族や菩提寺への確認が最優先です。分からない場合は、現在のお仏壇・掛軸・位牌・過去帳の写真をお持ちください。断定できない場合は、確認先も含めてご案内します。
線香は何本立てればよいですか?
宗派や寺院、ご家庭の習慣によって異なります。立てずに寝かせる場合もあるため、菩提寺に確認するのが確実です。
浄土真宗では位牌を使わないのでしょうか?
法名軸や過去帳を用いる考え方が基本とされますが、実際の対応は寺院やご家庭によって異なります。位牌を注文する前に菩提寺へ確認してください。
仏壇の中の配置を写真と同じにすればよいですか?
仏壇の大きさや内部構造によって配置は変わります。写真は参考にしつつ、ご本尊・位牌・仏具の大きさに合わせて無理のない配置に整えます。
仏具は一度に全部そろえる必要がありますか?
まず必要なものを確認し、仏壇の大きさとご予算に合わせて段階的にそろえることもできます。法要の日程がある場合は早めにご相談ください。