採寸で失敗しない要点
「置き場所の幅・高さ・奥行き」だけでは不十分です。仏壇の扉を開く幅、引き出しを使う前方スペース、上置き仏壇を載せる台、ご本尊・位牌・仏具が入る内部寸法、搬入経路をセットで確認してください。
1. 設置場所は3方向を測る
幅壁・家具・カーテンの間の有効幅。左右に手を入れられる余裕も見ます。
高さ床または置台から、棚・梁・天井まで。上部の放熱や掃除も考えます。
奥行き壁から本体前面まで。巾木やコンセントの出っ張りも含めます。
上置き仏壇を家具に載せる場合は、家具の天板が仏壇本体より小さくならないか、水平か、十分な耐荷重があるかを確認します。
2. 扉を開いた幅と前方スペースを確認
仏壇は扉を開けてお参りするため、本体幅だけで設置場所を決めると、扉が壁や家具へ当たることがあります。商品によって扉の開き方が違うため、実物の開扉寸法を確認するのが確実です。
- 左右の扉を十分に開けるか
- 膳引きや引き出しを手前へ出せるか
- 正座・椅子のための空間があるか
- 通路や室内扉をふさがないか
3. 外寸より大切になることがある「内部寸法」
外側が設置場所に収まっても、ご本尊・位牌・仏具が無理なく入らなければ使いづらくなります。現在の品を引き継ぐ場合は、次の寸法を測ります。
01
ご本尊・掛軸
高さ・幅・台座を含む奥行きを確認します。
02
位牌
総高さ、台幅、奥行き。札板だけの寸法と混同しないようにします。
03
仏具
花立・香炉・火立・りんを並べた幅を確認します。
04
段の有効寸法
段差・天井・扉の内側に干渉しないか見ます。
4. 搬入経路も商品寸法より少し大きく見る
玄関、廊下、曲がり角、階段、室内扉、エレベーターを確認します。手すり・ドアノブ・照明・家具が有効幅を狭くしている場合があります。
写真が役立ちます
メジャーを当てた写真に加え、設置場所を少し離れて正面から撮ると、扉・コンセント・周囲の家具まで確認しやすくなります。
5. 店頭相談に持参する採寸メモ
- 設置場所:幅・高さ・奥行き
- 置台:幅・奥行き・高さ
- 扉を開けられる左右の余裕
- ご本尊・位牌の総寸法
- 玄関・廊下・階段の最狭部
- コンセントとスイッチ位置
参考にした主な情報
宗派・地域・菩提寺によって扱いが異なる場合があります。実際の準備では、ご家庭の事情と菩提寺の考えをご確認ください。
